歌声を披露したソプラノ歌手の市原愛さん(右)とピアニストの越知晴子さん=佐賀市の佐賀大附属小

 ソプラノ歌手の市原愛さんが4月23日、佐賀大附属小で特別授業を開いた。伸びやかな声で愛や夢を歌い上げ、5年と6年の児童208人が耳を傾けた。

 ピアニスト越知晴子さんの伴奏で映画「マイ・フェア・レディ」の「踊り明かそう」など4曲を披露し、児童と一緒に校歌も歌った。市原さんは「人と違うことが個性。自分を信じて冒険して」とエールを送り、子どもたちは一曲終わるごとに大きな拍手を送った。

 合唱団に所属する5年の女子児童は、市原さんに大きな声や高い声を出すこつを尋ねた。市原さんは「高い声も練習したほうが出るようになる。大きな声は体全体で声を響かせ、周りの空気を振動させて」と答えていた。

 市原さんはドイツのミュンヘン国立音楽大学大学院修了。シドニーオリンピック日本選手団解団式での「君が代」独唱や天皇陛下御在位10年記念式典などで歌声を披露してきた。「題名のない音楽会」など音楽番組にも多数出演している。

 授業は、佐賀市文化振興財団がプロの演奏を学校などに届ける事業の一環で開いた。(花木芙美)

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