国営諫早湾干拓事業(長崎県)の開門問題を巡り、開門を求める佐賀県など有明海沿岸4県の漁業者による集会が1日、佐賀市で開かれた。福岡高裁が国と漁業者による和解協議を提案したことを踏まえ、和解の実現に向けて尽力するよう求める決議を採択した。

 福岡高裁は4月28日、漁業者側と国側に対し「話し合い以外に解決の方法はない」とする和解協議を促した。決議文ではこうした呼びかけを「歓迎」とし、和解協議によって「長年にわたる悲願であった開門と開門調査」の実現を求めた。その上で国側に対しては「主体的かつ積極的に関与し、裁判所の提起した和解協議に真摯(しんし)に向き合う」よう求めた。

 集会には、佐賀県などの漁業者ら約50人が参加した。(岩本大志)

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