ワークショップで町の魅力や課題を書いた付箋を広用紙に張る中学生=大町町総合福祉保健センター

 佐賀県内の中高生が地域の未来計画をつくる佐賀新聞社の「さが未来発見塾」が28日、大町町で開講した。町の中学生10人が、町の現状を学び、魅力や課題を出し合った。さらに取材と話し合いを重ね、中学生の視点で計画をまとめる。

 大町ひじり学園の7、8年生9人と武雄青陵中の1年生1人が町総合福祉保健センターに集まった。福母八幡宮宮司の佐藤美波さんから神社を元気にする取り組みを聞き、町を取材している佐賀新聞の記者は、人口減少など町の課題と町政の状況を話した。

 宮司になって6年の佐藤さんは、竹灯ろうのイベントやウェブを使った情報発信で神社を元気にする活動を伝え「神社からこの町をもり立てたい。好きなこと、楽しいことにどんどん挑戦して」と呼び掛けた。

 ワークショップでは町の魅力と課題を付箋に書き込み、発表して広用紙に整理した。「聖岳からの景色がきれい」「人がやさしい」「たろめんおいしい」といった魅力の一方、「買い物や遊ぶ場所が少ない」「人が少ない」などの不満や、「坂道が多い」と町の特徴も挙げた。今後、町の人への取材を加えて未来計画を作成。町に提出する。

 さが未来発見塾は、企業や団体の協賛を受けて各市町で実施している。これまでに有田町と嬉野市、多久市の中高生が取り組んでいる。(小野靖久)

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