佐賀県は2日、新たに10代から90歳以上の男女29人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。佐賀市の有料老人ホーム「ほうむ大願寺」で、これまでに職員と入所者計5人の陽性を確認し、クラスター(感染者集団)が発生したことも明らかにした。

 県によると、ほうむ大願寺の感染者の内訳は、職員1人と入所者4人。またクラスターが発生していた鳥栖市の介護付き有料老人ホーム「百楽仙」では新たに入所者2人の感染が判明、感染者は計7人になった。

 また唐津市は、市内の学校給食センターに勤務する女性職員の感染を確認したと発表した。職場内での濃厚接触者はおらず、現時点で6日以降の業務に影響はないとしている。

 県は前日に感染が分かった26人の概要も説明した。このうち、吉野ヶ里町の40代男性は陸上自衛隊目達原駐屯地の自衛官、佐賀市の10代女性は県内の高校生だった。いずれも濃厚接触者を調べている。

 県健康福祉部の甲斐直美部長は「県外での行動や会食が起点となって感染が広がった事例が多くある。大型連休は分かれ目になる」とし、県外との不要不急の往来や県外での会食自粛を改めて呼びかけた。(岩本大志、横田千晶)

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