掻き落としの技法を使ったぐい呑み

朝鮮唐津のとっくり

薄い雲がかかったような作品「叩き唐津墨雲壺」

2年ぶりに唐津で個展を開いた十四代中里太郎右衛門さん=唐津市呉服町の一番館

 十四代中里太郎右衛門さん(64)による2年ぶりの個展が、唐津市呉服町の一番館で開かれている。日常使いの酒器を中心に約40点が並ぶ。9日まで。

 2種類の釉薬を使い分けた朝鮮唐津のとっくりのほか、モダンな雰囲気をまとった掻(か)き落としのぐい飲みは「素焼きをしないで作ると、しっとりとなじむ質感になった」と話す。薄い雲がかかったような「叩き唐津墨雲壺」は木炭ともみ殻を敷き詰めて焼き、炭の濃淡や叩(たた)きの文様に味わいが出ている。

 オンライン唐津やきもん祭りと同時開催し、ウェブサイト上でも購入できる。問い合わせは一番館、電話0955(73)0007へ。(横田千晶)

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