佐賀県は28日、20~70代の男女19人の新型コロナウイルス感染を新たに確認したと発表した。神埼郡吉野ヶ里町の肥前精神医療センター関連で、これまでに職員や入院患者ら7人の感染を確認し、クラスター(感染者集団)が発生したと説明した。

 県によると、センターのクラスターの内訳は職員1人と入院患者4人、職員の同居の家族2人。職員と入院患者は同じ病棟だった。センターは、感染場所が一つの病棟に限られているため、外来診察は通常通り行うとしている。

 クラスターが発生している武雄市武雄町のスナック「美笑(ほほえみ)」では新たに利用客2人の感染が確認され、関連の感染は計8人になった。

 県はまた、これまでの感染者のうち、新たに43人が変異株に感染した疑いがあることも明らかにした。変異株の疑いは累計で142人になった。県は「佐賀県の現状は、ほぼ変異株に置き換わっていると認識している」と説明した。

 前日に感染が分かった15人の概要も発表し、このうち鳥栖市の20代女性は中学教諭で、生徒や教員86人の検査を予定している。佐賀市の50代男性は高齢者福祉施設の職員で、濃厚接触者を調べている。また県は、90歳以上と発表していた唐津市の男性の年齢を80代と訂正した。(岩本大志)

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