健康福祉部の部長に就任した甲斐直美さん=佐賀県庁

 医療や福祉を担当する健康福祉部の役割を「生活に欠かせない暮らしの土台」と位置付ける。その“土台”を新型コロナウイルスが揺るがしている。

 刻一刻と状況が変化する新型コロナへの対応の中枢を担う部署。予断を許さない中で部長に就任し「身が引き締まる思い」と話す。収束は見通せないが「聞き取りをして、感染経路を追って、幅広く検査する。一つ一つを丁寧にやるしかない」。

 前職は男女参画・子ども局長。こども未来課長時代は「子育てし大県」の立ち上げに関わるなど、子育て支援に長く携わってきた。自身も子育てをしながら働き、多くの人に助けられた実体験がある。そうした経験から「助けてもらったら『すみません』とわびるのではなく『ありがとう』と言える姿勢が大事」と説く。

 コロナ下の医療や福祉の現場からは支援を求める声が絶えない。困難に立ち向かうため、困った時に助け合える環境づくりを進める。佐賀市。(岩本大志)

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