買い物客にチラシやグッズを配り、人権への配慮を呼び掛ける関係者=佐賀市与賀町のゆめマートさが

 新型コロナウイルスに感染した人への誹謗(ひぼう)中傷をなくすための街頭啓発活動が28日、佐賀市内の4カ所で行われた。県内でも感染確認が相次ぐ中、大型連休を前に人権擁護委員や市職員ら約20人がチラシなどを配布し、理解を求めた。

 県内の感染状況に関し、山口祥義知事は「ステージ2(漸増・ぜんぞう)」にあるとの認識を示し、専用の病床を増やすなど警戒を強めている。街頭活動は19日の佐賀大でのクラスター(感染者集団)発生を受けて大学付近のスーパーや書店でも実施。買い物客らに「STOP! コロナ差別」と書かれたチラシや人権啓発手袋などのグッズを配った。

 チラシを受け取った佐賀大4年の髙木健翔さんは、佐賀大生が多く在籍するアルバイト先の塾で「子どもを塾に行かせることをためらった保護者もいた」と振り返り、「きちんと感染対策を取っているかどうかで判断してほしい」と話した。(中島野愛)

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