ハウスミカンを選別する作業員たち=唐津市浜玉町のJAからつ柑橘選果場

 生産量日本一を誇るJAからつ管内のハウスミカンの出荷が27日、唐津市浜玉町のJAからつ柑橘選果場で始まった。今シーズンは、出荷量4400トン、販売額39億円を見込んでいる。東京や大阪、福岡の市場へと出荷され、佐賀県内では5月中旬から店頭に並ぶという。

 唐津市や東松浦郡玄海町の農家152戸が栽培している。今シーズンは、年間を通して天候がよく、気温の寒暖差もあったことから、品質のいいミカンに仕上がった。7~8月にかけて出荷のピークを迎え、9月中旬まで続く。

 初日の選果場には2軒の農家が約600キロのミカンを持ち込んだ。光センサーで糖度や酸度、色などを確認し、傷があるかどうかの選別や箱詰めなどを作業員たちが行った。

 JAからつ果樹部会の部会長を務める柴田憲作さん(59)は「生育がよくいいミカンができた」と胸を張った。新型コロナウイルスの影響については「百貨店向けの商品は厳しい。どう販売していくのかが課題」と話した。(中村健人)

生産量日本一、ハウスミカン出荷始まる JAからつ管内(2021年4月27日)
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