復元建物では入場制限を行い、感染防止に努める=神埼市郡の国営吉野ケ里歴史公園

感染防止のため、アルコール消毒液などを準備するスタッフ=神埼市郡の国営吉野ケ里歴史公園

 新型コロナウイルス特措法に基づく3度目の緊急事態宣言が東京などに発令される中、ゴールデンウイーク(GW)が29日からスタートする。佐賀県内は宣言の対象地域ではないものの、新型コロナの感染確認が続いており、感染防止を意識しながらの行動が求められそうだ。

 県内の1日当たりの新規感染者数については、20日に過去最多となる38人を確認。その後も10~30人台が続いており、県は「ステージ2(漸増)」の感染状況にあるとの認識を示している。首都圏や関西からの帰省自粛に加え、県民には県外との不要不急の往来や、県外での会食の自粛などを求めている。

 こうした状況の中、県内の観光施設は万全の感染対策を講じて客を迎える準備を整えている。2001年の開園から20周年を迎えたばかりの国営吉野ケ里歴史公園(神埼市郡)は、来園者とスタッフの密集を避けるため、一部の体験イベントは屋外で実施。物見やぐらなどは人数や時間を制限して公開し、園内各所にアルコール消毒液も設置している。

 担当者は「遊具やイベント会場では密にならないよう、こまめに呼び掛けていきたい」と話す。(写真と文・山田宏一郎)

このエントリーをはてなブックマークに追加