3歳児を保護した北川副小4年の菖蒲凰耀君=佐賀市の佐賀南警察署

 佐賀市内の市道を飛び出そうとしていた男児(3)を無事に保護したとして、北川副小4年の菖蒲凰耀(こうよう)君=佐賀市木原2丁目=に27日、佐賀南署から感謝状が贈られた。声を掛けながら寄り添い、通りかかった警察官を呼び止めて事故や事件に巻き込まれることを未然に防いだ。

 菖蒲君は2日午後1時45分ごろ、友達と遊んで自宅に帰る途中、おもちゃやボールを持って道路をうろうろする男児を見つけた。「小さい子だから、1人だったら危ないなと思った」と菖蒲君。「お母さんはいないの?」「何歳?」「ここ君の家?」などと声を掛け続けた。

 男児とのやり取りで、お母さんを探していることに気づいた。しばらく一緒にいると、現場付近をバイクでパトロール中の警察官が通りかかった。「すいません!」と大きな声で呼び止め、「お母さんがいないみたいです」と報告した。

 感謝状を受け取った菖蒲君は「自分でもよくできたなと思う」とはにかみ、「困った子どもがいたら同じようにしたい」と話した。現場近くは交通量の多い国道もあり、佐賀南署は「菖蒲君が声を掛けていなければ、交通事故に巻き込まれたり、迷子になったりしていたかもしれない」と話し、行動をたたえた。(松岡蒼大)

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