佐賀県芸術文化協会(高島忠平理事長)は、2020年度に実施した「第58回佐賀県文学賞」の作品集を発行した。一般の部・小説部門で一席に選ばれた馨雪(こうせつ)さんの「鳥兎(とりうさぎ)」をはじめ、6部門の上位作品441点を収録している。

 小説、随筆、詩、短歌、俳句、川柳の6部門に、一般423点、ジュニア1686点(小学生~高校生)の計2109点が寄せられた。応募最高齢は96歳で、入選者の最高齢は92歳だった。

 作品集は受賞作のうち、小説部門の秀作、佳作を除いて収録している。作品の審査経過や講評のほか、県内の文学団体や同人誌の発行状況などのデータも紹介している。

 また、詩人の谷川俊太郎さんとのコラボ作品でも知られる画家塚本猪一郎さんの作品「手紙を読む」が表紙を飾っている。

 同協会は「今年はコロナ禍のためか、応募点数が伸びた。巣ごもりで創作に取り組んだ人が多かったのではないか」と話す。

 ▼A5判、232ページ、税込み1500円。販売は佐賀県庁内の同協会のほか、紀伊國屋書店佐賀店、TSUTAYA積文館書店佐大通り店、TSUTAYA鹿島店、金華堂で。問い合わせは同協会、電話0952(26)0815。(古賀史生)

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