B型肝炎の賠償請求権が消滅する「除斥期間」について、最初の発症時ではなく再発時を起算点とすべきとして、福岡高裁に26日、審理を差し戻した最高裁判決。同じ争点で福岡高裁で係争中の訴訟に佐賀県の原告1人が含まれており、佐賀弁護団の半田望弁護士は「被害救済に寄り添うことを示した画期的判決」と評価した。

 弁護団によると、集団予防接種でB型肝炎に感染したのは国の責任として損害賠償を求めている県内の原告は計325人で、これまでに和解が成立した人もいる。

 半田弁護士は「今後に期待ができる判決。大きな一歩になると考える」と述べた。(小部亮介)

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