虹のかがやきが運営するやすらぎ荘内の「お食事処 虹」=唐津市浜玉町

 唐津市浜玉町の銭湯・野田の元湯など3事業者による合同会社「虹のかがやき」が就労継続支援A型事業所を立ち上げ、市の入浴施設やすらぎ荘(同町)でレストランの運営を始めた。今春からは野菜作りも手掛け、後継者不足の課題を抱える農業への参入を試みる。

 父親が事業所を利用している代表の冨田賢作さん(43)=野田の元湯代表=は、新型コロナウイルスの影響で事業所が閉鎖に追い込まれる現状を目の当たりした。安定して働ける場をつくろうと、養鶏のみのり農場や白イチゴを栽培する脇山農園へ声を掛けて昨年秋に事業所を立ち上げた。

 やすらぎ荘内の「お食事処 虹」で、みのり農場の卵を使っただし巻き卵定食(600円)やチキン南蛮定食(650円)などを提供する。イチゴの果肉が凝縮したスムージーや台湾風カステラといった手作りスイーツも販売する。精神障害者や身体障害者らが調理や接客を担当し、就業支援につなげる。

 浜玉町などの農地でレストランなどで用いる野菜の栽培も始める。冨田さんは「日光に当たりながら仕事をしたい人も多いはず。農業者の作業のバックアップや放棄地への参入なども考えている」と話す。

 営業時間は午前11時半から午後2時まで。火、日曜定休。問い合わせは電話0955(56)2000。(横田千晶)

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