玄海原発

 九州電力は26日、原子力施設の地震対策に関する新規制基準の改正に伴い、玄海原発(東松浦郡玄海町)の運転や構内の工事に影響はないと発表した。改正を踏まえて策定した地震動がこれまでの基準地震動を下回ったためで、同日、原子力規制委員会に基準地震動の変更が不要であることを説明する文書を提出した。

 規制委は21日、断層などの痕跡が地表に表れない「未知の震源」による地震について、新たな評価手法を盛り込んだ新規制基準の改正を正式決定していた。

 九電が改正に基づいて地震動を策定したところ、玄海原発は現行を下回った。一方、川内原発(鹿児島県)は上回ったことから、基準地震動を変更する原子炉設置変更許可申請書を規制委に提出した。

 九電は「国の審査に真摯かつ丁寧に対応し、原発の安全性と信頼性の向上に取り組む」としている。(中村健人)

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