リニューアルした佐賀空港2階の物販エリアを紹介する西村浩さん=佐賀市川副町

 佐賀空港(佐賀市川副町)ターミナルビル2階の物販エリアが、28日にリニューアルオープンする。従来より広くなり、動線を分かりやすくするデザインを施した。新型コロナウイルスの影響で利用者が減る中、県は買い物など搭乗以外を目的とした来場者の増加にも期待する。

 テナントとイベントのスペースを合わせた面積は約400平方メートルで、約135平方メートル広くなった。フロアはテナントの回遊を促すようにデザインした。東側に移った国内線出発ロビーへの動線は、天井に佐賀にちなんだ模様の鏡を配置して際立たせている。佐賀市出身の建築家西村浩さん(53)が監修した。

 物販エリアには、さが県産品流通デザイン公社が運営する「sagair(サガエアー)」など三つのテナントが入っている。サガエアーは県産品を広く扱うほか、バルーンの球皮を再利用したトートバッグなどを限定販売する。

 報道機関向けの内覧会が26日にあり、山口祥義知事は利用減を踏まえ「このピンチを何とかチャンスにしたい。飛行機に乗らない人がどれだけ来るかが成功の鍵」とあいさつした。

 ビルの拡張工事の一環。3階のレストランは今年夏、同階の多目的スペースと1階の観光情報発信スペースは秋ごろに整備完了の見込み。(円田浩二)

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