佐賀県遺伝子検査ネットワークの勉強会で会発足の意義などを話す佐賀大医学部の末岡榮三朗学部長=佐賀市の佐賀大医学部

 新型コロナウイルスの変異株や新たな感染症流行に備え、佐賀県内の遺伝子検査態勢の充実を目指す医療関係者のネットワークが23日、発足した。関係機関が連携し、高度な技術を持つ臨床検査技師や専門的知識を持つ医師を育てる。

 「県遺伝子検査ネットワーク」の初の勉強会が23日夜、佐賀市の佐賀大医学部で開かれ、県内の医師や臨床検査技師らが参加した。県内で迅速に遺伝子検査を実施できるよう、検査技術のレベルアップを図り、関係機関で情報共有していくことを確認した。

 平時には定期的に勉強会を開いて技術を高め、現状のような感染拡大期には検査態勢を構築し、技術者を派遣する組織づくりを目指す。会長には県臨床検査技師会の平野敬之会長(県医療センター好生館技師長)が就いた。

 勉強会では佐賀大医学部附属病院の検査態勢の現状などの説明があった。ネットワーク結成を呼び掛けた末岡榮三朗・同大医学部長は「半年で県内の遺伝子検査のセンター的組織に育てたい。スピード感を重視する」と話した。

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