佐賀県は24日、10~60代の男女23人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。既に陽性と判明している人の関係者が12人、新規でウイルス検査を受けた人が11人。県内での感染確認は延べ1500人になった。

 唐津市は同日、市建築住宅課の20代男性職員の感染を発表した。課内の職員20人が検査を受け、業務を27日まで停止する。男性の最終出勤は23日で、午後から体調を崩し、早退した。

 県は23日に感染を公表した25人の概要も説明した。このうち佐賀市の20代男性は県国際課の職員で、週1回、市内の県国際交流プラザで勤務している。消毒のため、プラザを24日から26日まで休館にする。男性について「県民と広く接する業務ではなかった」とし、接触があった同僚ら13人がウイルス検査を受ける。

 また、西松浦郡有田町の80代男性は、2月20日にも感染が確認されていた。退院後は高齢者福祉施設に入所し、せきなどの症状が出たため検査を受けた。県内で4人目の再陽性のケースとなった。

 24日午後6時現在の県内の専用病床の使用率は23・8%で、前日を5・9ポイント上回った。政府の対策分科会が示す「ステージ3(感染急増、20%以上)」の目安に達した。軽症・無症状者の療養のためのホテル使用率は1・4ポイント増の29・9%。重症者は5人になった。

 山口祥義知事はオンラインで開かれた全国知事会での発言後、記者団の取材に応じ、県内の感染状況は「ステージ2(漸増)」に悪化しているとの認識を示した。

このエントリーをはてなブックマークに追加