佐賀バルーナーズ-西宮ストークス 第2クオーター、相手を引きつけパスを出す佐賀バルーナーズの澁田怜音(左)=佐賀市のSAGAサンライズパーク総合体育館(撮影・米倉義房)

 プレーオフ進出を懸けた大一番。持ち前の激しいディフェンスで序盤から主導権を譲らなかった。佐賀バルーナーズは、今季4戦4敗を喫している西地区首位の西宮ストークス相手に、20点以上の差をつけて圧勝した。

 試合は立ち上がりから動いた。得点力の高い外国人選手がそろう西宮に対し、佐賀バルーナーズは徹底的な戦術分析をもとに臨機応変な守りで対抗。激しさから第1クオーターだけで11本のフリースローを与えたが、ゾーンなども駆使し、西宮のシュート率を21・4%に抑えると、ここぞという時にPG澁田怜音が確実に決め、試合の流れを確かなものとした。

 澁田は第1クオーター終盤に3ポイントを決めた。19-9とされた西宮がたまらずタイムアウトを取ったが、「試合だけに集中できていた」(澁田)。3ポイントも含め、第1クオーターに放った全てのシュートを決めた。その集中力は途切れず、この試合チーム一の運動量をマークしながらも、6割以上のシュート成功率をたたき出した。

 チームは白星を飾り、ホームでプレーオフ進出を果たした。井上諒汰主将はファンに感謝し、「挑戦の切符を手にしただけなので、気を緩めずにチーム一丸となって突っ走りたい」と、悲願のB1へ向け力を込めた。(西浦福紗)

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