厳島神社の入り口に満開となった藤棚。明治時代に唐津城に分株したと言われている=唐津市柏崎

 唐津市柏崎に鎮座する厳島神社で満開となった藤棚が入り口付近を彩り、紫の暖簾(のれん)のように訪れた人たちを出迎えている。のどかな地域にひっそりと花開き、近隣の人たちの穴場スポットとして親しまれてきた。

 樹齢120年。中央の幹から約17メートル外に広がり、ブドウ状に花を垂らしている。明治期にフジの花で有名な唐津城に分株したとも伝えられ、100年以上地域の宝として守られてきた。

 福岡市から友人と訪れた内山智恵さん(53)は「フジのほのかな香りの中でたっぷりと自然に触れられた」とかれんな花に手をかざしていた。(写真と文・鶴澤弘樹)

紫色ののれんのように 唐津市柏崎の厳島神社を彩る藤棚満開
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