糖尿病対策などについて講話する安西慶三教授(奥)=佐賀市下田町のメガネのヨネザワ佐賀本店

 専門家が健康に関する悩みなどについて解説する「健康ほっとセミナー」(佐賀新聞社主催、メガネのヨネザワ共催)が24日、佐賀市下田町のメガネのヨネザワ佐賀本店で開かれた。糖尿病対策や佐賀県の取り組みについて、佐賀大医学部の安西慶三教授(63)が分かりやすく説明した。

 糖尿病が尿の中に糖分が出ていると思われていることに触れ、安西教授は「糖尿病は全身の血管が砂糖漬けになり、血管が痛んできている病気。放置すると全身にダメージを与える。決して油断できない」と述べた。神経障害や網膜症、脳梗塞など合併症を引き起こす可能性があると示した。

 糖尿病と歯周病に関連性があることや、筋肉量の維持が大切だと指摘。「歯がなければタンパク質が取れなくなる」「食事療法だけで体重を減らすと筋肉量が落ち、痩せすぎて動けなくなる。タンパク質やエネルギーを取りながら運動することが重要」と話した。県が取り組む糖尿病対策として、コーディネート看護師の育成や支援事業なども紹介した。

 新型コロナウイルスの感染対策として手指消毒や検温などを行い、2部に分け計45人が参加した。(小部亮介)

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