外国産のパン用小麦に負けない品質を持つ国産小麦「はる風ふわり」が、佐賀県の農産物の奨励品種に選定された。「はる風ふわり」はパンとして膨れやすくて食味もよく、従来の品種の課題だった穂発芽の被害にも遭いにくい。健康志向を受けて国産パンの需要は拡大しており、関係者は県内での栽培の広がりを期待している。

 「はる風ふわり」は、国の研究機関・農研機構が2018年度に品種登録出願した。同九州沖縄農業研究センターが九州の気候に合うものをと開発したパン用小麦で、県内では3年ほど前から試作し、本年産は約380ヘクタールで栽培されている。タンパク質含有量が高いのが特徴で、佐賀農業試験研究センターの調査では県内で栽培した「はる風ふわり」は、世界トップクラスの製パン加工特性を誇るカナダ産パン用小麦よりも、膨れやすく食味も上回った。

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