唐津市七山で計画されている風力発電事業について見解を述べる峰達郎市長=唐津市役所

 唐津市七山と福岡県糸島市にまたがる脊振山系で大和エネルギー(本社・大阪府)が計画している風力発電事業について、唐津市の峰達郎市長は23日の定例会見で、事業者に対し「計画に懸念がある地元住民の理解を得た上で、事業を進めてほしい」と求めた。

 峰市長は、市の再生可能エネルギーに関する基本的な考え方について「積極的に導入を推進していく」と説明した。ただ、今回の計画については、周辺住民から環境悪化や土砂災害を懸念する声が上がっており、「住民の意見を聞きながら、(市として)動かなければならないことは責任をもって取り組んでいきたい」と述べた。

 計画に反対する市民団体らは6日、設置予定地に市が所有する保安林が含まれることから、市に対し保安林を事業者に貸さないよう要望書を提出している。保安林を貸すのかどうかについて峰市長は「(設置に向けての)調査結果が出てから」と述べるにとどめた。(中村健人)

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