復元20周年を迎えた主祭殿

発掘当時の主祭殿柱穴

 平成元(1989)年2月23日、吉野ケ里遺跡は全国へ報道されました。そして、平成13(2001)年4月21日、吉野ケ里歴史公園が第1期開園し、今月21日で開園20周年を迎えました。第1期開園では北内郭が復元公開され、主祭殿も、もう20歳です。来園者も開園から1200万人を超えています。

 主祭殿の柱穴が発見されたのは平成5(93)年でした。そもそも主祭殿の立つ北内郭周辺からは甕棺(かめかん)墓がたくさん発見されていて、発掘の担当者も北内郭の場所は墓地ではないかと思われていたようです。しかしそこからは二重環壕を持つ3世紀の建物群が現れました。当時、発掘現場を見る事がとても楽しみでした。北内郭の発見は、それまでの吉野ヶ里遺跡の価値を一層高めたように思えました。一般公開が終わって埋め戻され、その上に平成13(01)年巨大な主祭殿が復元されました。

 そして現在は北内郭、南内郭、中のムラ、南のムラ、倉と市合わせて98棟の復元建物が立ち並んでいます。これからも吉野ケ里の歴史は続いて行きます。より多くの方々が吉野ケ里の丘に立たれる事を望みます。(吉野ケ里ガイド)

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