▽福岡大大濠

 選抜大会8強入りのチームをけん引するのは、エース左腕の毛利だ。140キロ台の球威ある直球と多彩な変化球が持ち味。三振の山を築く投球は攻撃のリズムも生む。甲子園で一回り成長した打線は、俊足好打の2番友納が出塁をすれば好機が広がる。8番ながら甲子園で4安打4打点と活躍した松尾は、中軸復帰の可能性が高い。

▽九州国際大付

 昨秋の九州大会は明豊(大分)に敗れて1回戦敗退。出場25度目の大会で雪辱を期する。好機で長打を打てる勝負強い打者がそろう。県大会は準決勝、決勝ともに2桁安打をマークした。守備は柳川、山本、香西の3投手を擁した継投が主流。準決勝では柳川―香西で7回を4安打1失点にまとめた。

▽真颯館

 9番まで切れ目のない打線が特長だ。県大会準決勝は13安打7得点で、東福岡を相手に7回コールド勝ちを果たし、九州国際大付との決勝でも相手を上回る13安打を記録した。ただ、決勝は9残塁で好機を生かす打撃と、3失策した野手の守備力に課題が残った。投手陣は、準決勝で2安打無失点だったエース松本翔が軸になる。

▽東福岡

 13季ぶり12度目の出場だが、昨夏就任した元ロッテの伊藤監督にとっては初の九州大会となる。打線は、真颯館との県大会準決勝こそ2安打無得点に終わったが、3位決定戦は13安打13得点。この試合では2番山本が、本塁打を含む3安打3打点と活躍した。ただ、準決勝、3位決定戦の2試合で計13失点しており、投手陣の奮起が必要だ。

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