臨時佐賀県議会で新議長に選出され、抱負を述べた藤木卓一郎氏(手前)=県議会棟

 臨時佐賀県議会は最終日の22日、正副議長選挙を実施し、新議長に自民党会派の藤木卓一郎氏(53)=小城市、当選6回、副議長に同じく自民の原田寿雄氏(64)=西松浦郡、当選4回=を選出した。藤木氏は議場で「身に余る光栄。二元代表制の一翼を担う議会を活性化したい」と抱負を述べた。

 議長選は有効投票36票のうち、藤木氏が27票を獲得した。副議長選でも原田氏が27票を得た。自民会派の25人に加え、諸会派の稲富正敏氏(自民・鄙の会)と一ノ瀬裕子氏(佐賀讃花の会)の2人が投票した。

 藤木氏は記者団に、県が反発している九州新幹線長崎ルートの全線フル規格化について「私はフル推進派ではなく『協議の推進派』。知事以下執行部には積極的にフル規格を協議してほしい。在来線が経営分離され、県財政を圧迫してまでフル規格を望むわけではない。協議結果を議会に判断させてほしい」と述べた。

 議会運営委員会と4常任委員会、3特別委員会の正副委員長ポストは、最大会派の自民党が委員長を独占した。県民ネット(5人)には副委員長が2、諸会派(6人)は副委員長1が配分された。

 5月28日に任期満了を迎える落合裕二教育長(61)を再任する議案と、議会選出の監査委員に自民の大場芳博氏(71)を選任する議案に全会一致で同意した。新型コロナウイルス対策として31億3100万円を2021年度一般会計補正予算に追加した専決処分を承認した。(栗林賢、岩本大志)

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