「鳥獣戯画」のパロディー作品「鳥鳥戯画」のラテ・アート

 擬人化した動物たちが躍動する姿から漫画の元祖ともいわれる国宝「鳥獣戯画」。そのパロディー作品を、佐賀市の画家で佐賀女子高美術講師のにしごりみずほさん(31)=本名・中尾瑞穂=が制作している。

 鳥獣戯画なのに、よく見ると、獣はまったくいなくて鳥だらけ…。題して「鳥鳥戯画」。鳥たちが大はしゃぎするユーモアあふれる原画を、東京・上野のことりカフェ上野本店で28日から5月30日まで展示する。にしごりさんら3人が鳥獣戯画をモチーフに鳥だらけの世界を創出した。

 会場のことりカフェは、インコやオウムたちのさえずりを聴きながら、鳥をイメージしたスイーツを楽しむ趣向の店。鳥鳥戯画の鳥たちも、もなかの皮にプリントされたり、ラテアートにあしらわれたりと大活躍する。

 折しも、カフェから歩いて10分ほどの東京国立博物館平成館では本家「鳥獣戯画」が公開中。にしごりさんは「鳥獣という割には鳥が少ないという不公平感を正すため、“のっトリ”ました」とにっこり。(古賀史生)

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