新型コロナ対策本部会議で、ワクチン接種状況などを報告した橋本康志鳥栖市長(奥中央)=市役所

 鳥栖市の橋本康志市長は21日、市内の40医療機関で19日から65歳以上を対象に新型コロナワクチンの接種を始め、初日は58件の接種を実施したと新型コロナ対策本部会議で報告した。担当課によると、副反応やトラブルの報告はなく、初回分として供給された約1千人分は24日までに接種を終える予定と説明している。

 市は5日に65歳以上の1万8500人に接種券を発送した。このうち約4割の7千人分の予約が13日までに集中した。医療機関によっては数百件の予約待ちが発生しているが、「予約数が増えても必ずその分のワクチンは供給される」と説明し、予約を受け付けるように要請している。

 市の担当課とコールセンターには20日までに約630件、これとは別に市内の医療機関からも150件の問い合わせがあった。「接種がいつごろになるか」という市民からの問い合わせが多く、「5月中旬以降は供給量が増える見込み」として、予約した医療機関からの連絡をもうしばらく待つように呼び掛けている。

 市は「かかりつけ医での接種が最も安全性が高い」として、集団接種ではなく個別接種での対応を進めている。担当者は「状況によっては集団接種も視野に入れているが、個別接種がうまくいけば、できる限りはこの方法で進めたい」としている。(樋渡光憲)

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