佐賀県内の感染状況(2021年4月21日現在)

 佐賀県は21日、新型コロナウイルス感染者のうち、新たに19人が変異株に感染した疑いがあると発表した。佐賀市の佐賀大学のサークルで発生したクラスター(感染者集団)の関係者3人が含まれ、「変異株を起因とするクラスターと推測している」と説明した。県内の変異株感染疑いは累計で46人。10歳未満~80代の男女30人の感染も分かり、県内での感染確認は延べ1420人になった。

 県は、佐賀大のサークルの活動内容は屋内競技と説明した。県外での感染確認を含め、これまでに計17人の感染が分かっている。内訳はサークル所属の学生が11人、14日に福岡県内で合同練習をした相手チームの関係者が5人、関係者の友人が1人となっている。

 学生らは休憩中、飲み物のボトルを口に付けない形で回し飲みしたほか、車で移動した際は車内が密集した状態だったという。県はこうした行為が感染リスクを高めたとみている。

 クラスターが発生している唐津市のスナック「ラブリン」関連の感染者は4人増え、計22人になった。ラブリン関連の変異株疑いは6人増えて計10人。

 21日に感染を公表した30人中、27人が既に感染が分かっている人の関係者だった。県健康福祉部の杉谷直幹副部長は「数字的には多いという評価があるかもしれないが、感染者の接触者を調査し、検査した結果。県としては感染状況を把握できている」と、冷静な対応を促した。(円田浩二)

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