例会で、地方創生と大学の人材育成などを説明した久木野憲司学長=佐賀市のホテルニューオータニ佐賀

 大手企業の佐賀県内支社長や支店長らでつくる「ブランチ佐賀さかえ会」(座長・中尾清一郎佐賀新聞社社長)の例会が21日、佐賀市のホテルニューオータニ佐賀で開かれた。西九州大の久木野憲司学長が、地方創生や大学の人材育成の在り方などを解説した。

 久木野学長は県外大学への高い進学率など佐賀県の状況や大学の人材確保の役割を挙げつつ、「地方創生の観点から大学の進学時、卒業時に地元に定着するよう改善していくことが重要になる」と強調した。

 県内の高等教育の課題としては、大学に法学、語学といった学部がないことや通学での公共交通機関の利便性、公立大の必要性などを指摘した。

 西九州大は管理栄養士や社会福祉士など医療・福祉系の人材を養成している。久木野学長は、デジタル社会に対応してデータ活用を学ぶ新科目「データサイエンス」を本年度から開始したことなどを説明し、「地域社会の求めがあれば、専門性の高いデータサイエンスを学ぶ高校生の受け皿となる対応が必要になる」と述べた。会員ら28人が参加した。(花木芙美)

このエントリーをはてなブックマークに追加