ビブスを着けた聖火ランナーを囲み、周囲に目を配って警戒する隊員(手前)=佐賀市の県警機動隊

ビブスを着用した聖火ランナーを囲み、周囲の状況などを確認しながら走る県警の伴走部隊=佐賀市の県警機動隊

 佐賀県内で東京五輪の聖火リレーが開催されるのを前に、佐賀県警は21日、佐賀市の県警機動隊で聖火ランナーに伴走する部隊の訓練を公開した。隊員約30人が参加し、走行時の隊列やスピード、周囲の警戒方法などを確認し、本番の5月9、10の両日に備えた。

 伴走部隊の隊員は、判断能力や体力面などを考慮して選定。2020年2月ごろから、ランナーや沿道の観客の安全を確保し、聖火リレーの円滑な運営に向けた訓練を実施してきた。

 21日の訓練では、聖火ランナーに見立てた隊員を伴走部隊6、7人で囲み、沿道やコース上に目を配りながら、走者の速度に合わせて走った。走者が聖火を受け渡す場面では、沿道の観客に体を向けて警戒した。

 伴走部隊を指揮する機動隊の江口宜宏小隊長(37)は「あらゆる事態に対応できるようにしたい」と話した。県警は、コース上空でのドローン飛行の禁止や、リレー当日に迂回うかい路を通行することなどの協力を求めている。

 県内の聖火リレーは5月9日に藤津郡太良町を出発し、10日までの2日間で県内20市町18区間で実施する。トーチを設計した佐賀市出身のデザイナー吉岡徳仁さんやサッカー・J1サガン鳥栖の豊田陽平選手ら約180人が聖火をつなぐ。(小部亮介)

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