提訴を受け、会見に臨む西九州大の久木野憲司学長(左)ら=神埼市の同大

 パワーハラスメントを理由に3日間の出勤停止の懲戒処分を受けた西九州大の60代女性教授が、大学を運営する学校法人「永原学園」(佐賀市)の処分を不服とし、懲戒処分の無効と慰謝料など約170万円を求めて佐賀地裁に提訴した。3月30日付。

 訴状などによると、大学側は、2014~18年度に学科長を務めた女性教授が、後任学科長の男性准教授に対し、学科会議での発言やメールで叱責(しっせき)して精神的苦痛を与えたなどと指摘。調査委員会を設置するなどし、女性教授の行為をパワハラと認定、3日間の出勤停止にした。

 女性教授側は、発言などはパワハラ行為には当たらないとし「出勤停止という重い処罰にすることは社会的相当性を欠く」と主張している。大学側は20日、会見を開き、懲戒処分について久木野憲司学長は「適正な処分。教員からの提訴は大変残念で、適切に対処していく」と述べた。

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