有明海保全を通じ、SDGsを推進する協定を結んだ樋口久俊市長(中央)と金融機関の代表者ら=鹿島市役所

 鹿島市は20日、国連が定めるSDGs(持続可能な開発目標)の達成を目指して連携する協定を五つの金融機関と結んだ。ラムサール条約に登録された有明海干潟の環境保全につながる事業を推進し、持続可能な地域づくりへ一緒に行動する。

 協定を結んだのは、佐賀西信用組合、佐賀銀行、九州ひぜん信用金庫、十八親和銀行鹿島支店、日本政策金融公庫佐賀支店の5行と鹿島市、鹿島市ラムサール条約推進協議会。締結式では、佐賀西信用組合の栢森久理事長があいさつし「有明海は鹿島の経済活動にとっても重要。ノウハウを生かし、できることから取り組みたい」と述べた。

 同組合は「SDGs応援定期預金」をスタートし、預入金額の0・02%相当額を市に寄付する。環境保全に取り組む市内の企業には金利を下げることなども検討していくという。

 樋口久俊市長は「山、里、川、海、干潟は先祖からの贈り物。地域のため、産業と調和した自然を残せるようご協力をお願いしたい」と述べた。(中島幸毅)

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