新型コロナウイルスのワクチン接種などについて山口祥義知事と県内首長が意見交換をした「GM21ミーティング」=佐賀市のグランデはがくれ

 佐賀県の山口祥義知事と県内20市町の首長が19日、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に関し、意見交換をした。市町からは予約のキャンセルなどで使われなかったワクチンの廃棄を避けるため「どういった調整をすべきか対応に苦慮している」という意見が相次いだ。

 知事と県内首長が公開で議論する「GM21ミーティング」で議論した。余ったワクチンの廃棄を避ける方策について、藤津郡太良町の永淵孝幸町長や杵島郡江北町の山田恭輔町長らが役場の職員らに接種する方向で検討していると述べた。鹿島市の樋口久俊市長は県に「ガイドラインを作成してほしい」と求めた。

 山口知事は「統一ルールを決めて現場で柔軟な対応ができなくならないか、ある程度の枠組みをつくるかどうか検討してみたい」と応じた。

 武雄市の小松政市長は、高齢者の後に続く65歳未満の基礎疾患のある人や高齢者施設の従事者への優先接種と同時に「(社会生活の維持に不可欠な)エッセンシャルワーカーにも接種すべきと考えるが、国のルールでできない。自治体の裁量でどこまでできるのか悩んでいる」と話した。(栗林賢)

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