佐賀保護観察所の稲田美津代所長(左)から委嘱状を受け取る富永明美さん=佐賀市の佐賀合同庁舎

 罪を犯した人の更生に取り組む保護司の辞令伝達式が15日、佐賀市の佐賀合同庁舎であった。45~65歳の男女15人が辞令を受け取り、地域での立ち直りを支える。

 保護司は保護観察を受けている人との面談や少年院などから社会復帰する際の生活環境の調整などに携わる。任期は2年。

 伝達式では、佐賀保護観察所の稲田美津代所長が「事件数は減少しているが、地域社会での保護司の存在意義は高まっていると感じている。これまで培ってきた経験を存分に生かしてください」とあいさつ。新任保護司を代表し、富永明美さん(47)=佐賀市=が委嘱状を受け取った。

 建設業を営む諸岡賢治さん(59)=小城市=はこれまでに人権擁護委員などを務めたといい、「相手の気持ちを理解し、思いやりを持って寄り添いたい」と話した。

 県内の保護司は1日現在で518人。定員550人に対する充足率は94・2%で、全国平均を5・9ポイント上回っている。(松岡蒼大)

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