園児たちが描いた約650枚の魚の絵が集まった長さ約10メートルのこいのぼり=小城市のゆめぷらっと小城

巨大こいのぼりを作った天山ものづくり塾のメンバーと、古賀百葉さん(手前右)ら西九州大生たち=小城市のゆめぷらっと小城

園児たちが描いた魚の絵を貼り合わせて、こいのぼりを作る古賀百葉さん(右)ら天山ものづくり塾のメンバー=小城市のゆめぷらっと小城

魚の絵を描く園児たち。全ての作品が巨大こいのぼりになった=3月31日、小城市の小城ルーテルこども園

 5月5日の「こどもの日」を前に、小城市の文化グループ「天山ものづくり塾」が長さ約10メートルの巨大こいのぼりを作った。メンバーの一人で、西九州大2年の古賀百葉(ももは)さん(19)の呼び掛けに応じ、市内の園児たちが描いた約650枚の魚の絵をうろこのように貼り合わせ、小城町の交流施設のゆめぷらっと小城に飾っている。

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、元気に空を泳ぐこいのぼりのように希望のある未来を切り開いていこうと企画した。小魚が集まって大きな魚に挑む絵本「スイミー」に着想を得て、小城町の幼稚園や保育園、こども園の計5施設に協力を呼び掛けた。

 魚の絵は縦17センチ、横25センチほどの大きさで、各施設の園児たちがペンや絵の具、クレヨンで塗った。小城ルーテルこども園では、スイミーの劇を発表会で演じ、3月に卒園した子どもたちが中心になって明るい色で仕上げた。

 寄せられた絵は17、18の両日、荷造りの際に使うビニールの緩衝材に貼り、竹で作った円筒の骨組みに取り付けた。ものづくり塾のメンバーに加え、古賀さんの友人の西九州大生3人が作業に励んだ。

 古賀さんは小城高の書道部出身で、昨年の春には市内の小学校の黒板をチョーク絵で飾り、新入生を喜ばせた。完成したこいのぼりを眺め、「みんなの思いが集まった、世界に一つしかない作品になった」と目を輝かせた。巨大こいのぼりは5月5日まで展示される。(谷口大輔)

 

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