佐賀県多久市にある国重要文化財の多久聖廟(せいびょう)で18日、伝統行事の春季釈菜(せきさい)が開かれた。新型コロナウイルスの感染予防のため、昨年に続いて儀式を簡略化して実施した。 聖廟に祭られている孔子像に供え物をささげる儀式で、1708(宝永5)年の創建以来、春と秋の年2回開かれている。