迷子の男児を保護して伊万里署長から感謝状を受け取った(左から)井手舞奈美さん、天舞さん=伊万里市の同署

 迷子になって車道を歩いていた2歳の男児を保護したとして、伊万里署は12日、嬉野市嬉野町の井手舞奈美さん(43)と長女の天舞(ひらり)さん(14)=嬉野中3年=に感謝状を贈った。

 2人は3月17日午後6時20分ごろ、天舞さんが通うスイミングクラブに車で向かう途中の伊万里市内の国道交差点で、前方の車道を泣きながら歩いている男児に気付いた。信号待ちをしていた舞奈美さんは路肩に駐車して男児に駆け寄り、歩道に移動させて事故が起きるのを未然に防いだ。天舞さんは男児をあやすなどした。

 現場は交通量が多く、発見時は薄暗くなっていた。男児は150メートル離れた場所に自宅があり、父親が外出したのを追い掛けて迷子になったという。家族が自宅周辺を捜していた。男児にけがはなかった。

 贈呈式で大坪正文署長は「大きな事故につながるおそれがあったのを無事に保護していただき感謝しています」と礼を述べた。舞奈美さんは「とっさに体が動いた。男の子が無事で良かった」と話した。(青木宏文)

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