経営者の高齢化と後継者不在に伴う企業の休廃業・解散増加が佐賀県内でも喫緊の課題となる中、幅広い事業承継を支援する「県事業承継・引継ぎ支援センター」が4月1日から稼働している。親族内や第三者など承継の仕方で二つに分かれていた支援窓口が一本化され利便性の向上が期待されるが、県などの調査では県内の約6500社が後継者不在または未定となっている。官民が連携した支援の取り組みの拡大と経営者の意識改革が急務だ。

 県内一円から愛好家が集まるロードバイク専門店「サイクルショップツカサ」(佐賀市松原)。26年前に小辨野(こべんの)司さん(77)=神埼市=が創業したが、昨年8月、埼玉県からUターンした小松豊さん(42)=多久市出身=が第三者承継で経営を引き継いだ。大学生時代からの常連だった小松さんに、小辨野さんが5、6年前から承継を打診していたという。

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