各署長らの前で訓示する松下徹県警本部長=佐賀市の県警本部

 福岡県太宰府市で2019年10月、高畑瑠美さん=当時(36)=が暴行されて死亡した事件を教訓に、佐賀県警が相談の取り扱いに関する訓令などを改正したことを受け、県公安委員会(安永恵子委員長)は16日の署長会議で「改正の趣旨を踏まえ、相談などへの丁寧な対応を確実に推進してほしい」として、相談対応の徹底を求めた。

 県警は4月から、相談を受けた際に記載する「相談等取扱票」の内容を明確化するなど運用を改正した。県公安委は、取扱票などの運用状況について「随時報告を受けたい」とした。

 松下徹県警本部長は2月の着任後、初めての署長会議に参加。相談対応について「継続的な指導と必要な指揮を実施する。関係者に危害がおよぶなど重大な結果が生じることも念頭に、より丁寧に対応していく」と述べた。

 会議には県内10署の署長や県警本部の部長、課長ら約40人が出席した。山口祥義知事、佐賀地検の松井洋検事正も参加した。(小部亮介)

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