佐賀県首都圏事務所の所長に就任した種村さん=東京・平河町の首都圏事務所

 水面下でリードする-。4月に佐賀県首都圏事務所に着任した種村昌也所長(55)=写真=は、新型コロナ下の業務を「潜水泳法」に重ねる。「病禍が終わった時、例えば旅先に佐賀が選ばれるようにしたい」。感染症対策で動きに制約がある現状を、スタートダッシュのための仕込みの期間と捉える。

 着任のあいさつで、職員には「首都圏事務所の役割をしっかり考えて行動しよう」と伝えた。東京でしかキャッチできない情報を本庁と共有し、行政に生かす。職員の感染防止も重要事項で、週1回のテレワークを取り入れる。状況を見ながら出勤体制も調整する。

 嬉野市嬉野町出身。前任は地域交流部副部長で、佐賀空港や国際交流などを所管した。東京生活は2度目で、32歳のころに民間シンクタンクへの派遣で1年過ごした経験がある。「以前とは社会状況が大きく違う。面会も難しい場合もあるが、佐賀県関係のネットワーク、佐賀のファンを少しでも多くつくりたい」(山口貴由)

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