絵巻などを展示する三間坂駅前通り絵巻・地図展=武雄市山内町のJR三間坂駅コミュニティスペース「悠」

 武雄市山内町のJR佐世保線三間坂駅周辺の移りゆく様子を描いた絵巻や地図を紹介する「三間坂駅前通り絵巻・地図展」が、駅構内のコミュニティスペース「悠」で開かれている。駅近くに住んでいたアマチュア画家の故・吉岡禮三郎さんと、町内在住の松尾和男さん(91)の作品を展示する。28日まで。

 吉岡さんの作品は、1950年と2000年に描いた絵巻を2点ずつ展示する。50年間の変化が分かるように駅周辺の様子を対比さて描いた長さ約4メートルの作品もある。松尾さんの作品は、市のボランティアガイドとして活動した時に使用した市中心部や長崎街道を描いた地図となっている。

 会場には慶長時代の杵島郡を描いた「慶長年中杵島郡絵図」や、江戸後期の武雄領内の地図を拡大して19分割したパネルも展示している。半世紀ほど前を知る住民らが訪れ、「駅前通りに駅長の官舎があり、近所の人たちがお風呂に入りに行っていた」などと思い出話に花を咲かせていた。

 「悠」の運営ボランティアを務める竹本信子さん(66)は「駅周辺の歴史を辿る興味深い展示になった。ぜひ足を運んでほしい」と話した。時間は午前10時から午後4時まで(火曜休み)。(澤登滋)

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