会見した実行委の松尾壮一郎さん(左)、観光協会の吉牟田誠一郎さん=鹿島市役所

 佐賀県鹿島市の有明海干潟を舞台にしたイベント「第37回鹿島ガタリンピック」について、実行委員会は15日、中止すると発表した。6月6日の日程で開催を目指していたが、全国各地で新型コロナウイルスの感染が拡大する状況を考慮した。2年連続の中止となる。

 実行委のメンバーが市役所で会見した。県外からの参加者が多く、競技中や着替え時のシャワー室などで密集が避けられないことを踏まえて中止を判断した。参加者の人数を制限する案も検討したが「感染対策が難しく、安全安心を確保できない」と説明した。

 市観光協会の吉牟田誠一郎さん(45)は「鹿島の地域にとって大事なイベントの一つ。断腸の思いだが安全安心を考え中止せざるをえない」と話した。実行委の松尾壮一郎さん(36)=鹿島青年会議所=は「残念ではあるが『ウィズ・コロナ』を見据えて競技を見直すなど、来年は開催できるような形にしたい」と述べた。(中島幸毅)

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