4月1日付で発足した佐賀県事業承継・引継ぎ支援センター。親族、従業員、第三者承継の全てを支援する=佐賀市白山の佐賀商工ビル

 佐賀県内でも企業経営者らの高齢化などに伴う後継者不足が課題となる中、佐賀商工会議所は「佐賀県事業承継・引継ぎ支援センター」を発足させた。親族内承継と第三者承継で分かれていたこれまでの支援窓口を統合、ワンストップで幅広い相談に対応する。

 いずれも国から受託し、親族内承継を担っていた「事業承継ネットワーク事務局」と、第三者承継を支援していた「事業引継ぎ支援センター」を4月1日付で統合した。職員数は両窓口を合わせた13人体制となり、6月からは1人増員する。事務所は従来通り、佐賀商工ビル(佐賀市白山)の4階と6階に置く。

 事業承継が親族内か第三者との間かによって窓口が分かれていたため、相談者が戸惑うケースがあったが、一元化後はコーディネーターが相談内容を聞き取った上で各担当者に割り振ることで、支援までの流れを円滑にする。相談内容や支援状況などを記録するシステムも統一するなどして情報共有する。

 同センターの古賀俊成統括責任者は「手続きを進める中で、承継先が親族内か第三者かで変わる場合もある。柔軟に対応していきたい」と話す。問い合わせは同センター、0952(27)7071。(大橋諒)

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