いやしの宿ほのかの(右から)大石啓太さん、純史さん、美子さん、絢子さん

 小城市の石体地区は昔から神が住む村として知られ、50体を越える石仏がある。

 氏神、石體(しゃくたい)大権現は卑弥呼の息子が祭られていると伝えられ、この地に住む方々が大切に守ってきた。天正元(1573)年、龍造寺との戦に敗れた肥前草野家の奥方と子供が、家臣数人と石体に逃れ住み着いたと言い伝えられ、 今も唐津草野家の菩提寺「功岳寺」での草野忌に集落の代表が参拝している。

 歴史の中で暮らすこの地で農家民宿「いやしの宿ほのか」がオープンしたのは13年前。農業体験、そば打ち、神様巡りができる。毎年4月と9月に石体祭りをほのか周辺で開催し、多くの人がこの地を訪れる。今年の4月の祭りは18日。篠笛や石体太鼓の演奏をはじめ、唐津焼や手作り小物、農産物、手打ちそば、おこわ、炭火焼の店も出る。

 周辺には大きなイチョウ、ヒノキ、モミジが立ち並ぶ。木漏れ日の中、野鳥が飛び交い懐かしい心の原風景に出合える。問い合わせはほのか、電話・ファクス0952(72)4693。(地域リポーター・半田幸子=小城市)

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