入校生代表で、誓いの言葉を述べる小池健斗さん(手前中央)=多久市の県立産業技術学院(提供)

 佐賀県立産業技術学院(多久市)で9日、入校式が開かれた。高校卒業生や転職希望者ら61人が入校し、新型コロナウイルスに伴って企業活動に影響が広がる中、即戦力となる技術者を目指す。

 池田積(つもる)学院長が「AI(人工知能)やITの進展、コロナ禍で社会情勢が変化する中、高い技術力に加え、人から信頼される人間力が武器になる」と述べた。入校生代表の電気システム科の小池健斗さん(19)=嬉野高卒=は「仲間と訓練に励み、切磋琢磨(せっさたくま)していく」と誓いの言葉を述べた。

 機械技術、建築技術・設計、自動車工学、電気システム、木工芸デザインの5学科(定員計80人)に高卒者33人、転職希望者28人が入校した。平均年齢は20・3歳。入校者数は前年度と比べて14人増えた。

 産業技術学院は県内唯一の職業能力開発校として1996年度に開校し、修了生の就職率は5学科制に移行した12年度から9年連続で100%となっている。21年度は職員42人が技術指導や就職支援に当たっている。(谷口大輔)

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