佐賀市が希望する事業者に無料で配った紙袋=佐賀市エコプラザ

 新型コロナウイルス禍、テイクアウトに力を入れる飲食店などを支援しようと、佐賀市が作った紙袋がある。1事業所当たり600枚を上限に2月以降、希望した約200事業所に12万枚超を配った。

 「市が無料配布した紙袋を売っていいの?」。こんな疑問が「こちら さがS編集局」(こちさが)に届いた。投稿者が買い物をし、10円で持ち帰り袋を購入したところ、その紙袋を渡されたという。市の担当課は「配る際に『売ってはいけない』とわざわざ注意はしなかった。そんな発想もなかった」と絶句。

 取材に対し店主は「店の紙袋は一律10円をいただいていて、同じ扱いにしてしまった」と反省。今後は売らないとした上で、こう続けた。「紙袋って10円でも、とても原価には届かないんですよ…」。買い物客の利便性や環境面も考慮し、採算ラインには合わない紙袋を準備する普段の店側の努力も垣間見えた。(志垣直哉)

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