全国書きぞめ作品展覧会で文部科学大臣賞を受賞した槻木天音さん=佐賀市の致遠館中

 佐賀市の致遠館中2年の槻木天音(つげきあまね)さん=みやき町=が、「第64回全国書きぞめ作品展覧会」(日本書写教育研究会主催)で最高賞の文部科学大臣賞に輝いた。「緊張して書いた1枚。とても驚いたけれど、うれしい」と喜んだ。

 中学の部には全国から2584点から応募があった。槻木さんの受賞作品は、主催者側から配られる清書用紙6枚のうち最後の1枚に書いたもの。課題の「古代文明」という文字を毛筆で力強く伸びやかに書き、「一番出来が良かった」と振り返る。

 槻木さんは小学3年から書道塾に通って腕を磨いてきた。「そのときの自分の気持ちで、はね、はらい、とめが変わるのが面白い」と書の魅力を語る。

 同校の書道部顧問の藤木香江教諭は「とにかくまじめに黙々と、素直な字を書く」と話す。作品については「ただ強い太い線ではなく、芯が通っていて線質が良い。力がこもっているのが見る側にも伝わる」と評価した。

 今回の受賞について槻木さんは「もっと頑張ろうという気持ちになった。大人になっても書を続けたい」と話した。(福本真理)

 

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