大賞に輝いた森山映泉さんの漢字「許渾詩」

佐賀市の森山映泉さん(27)

 梧竹・蒼海顕彰第29回佐賀県書道展(佐賀新聞社主催)の最終審査が11日、佐賀市の佐賀新聞社で開かれた。委嘱作品から選ぶ大賞に、森山映泉(えいせん)さん(27)=佐賀市=の漢字「許渾詩(きょこんし)」が輝いた。

 1次審査を通過した公募作品95点と高校生作品175点、委嘱作品124点の計394点から選んだ。審査委員長は今回から、台東区立書道博物館主任研究員の鍋島稲子さん(55)=東京都=が務めた。

 大賞作品は、白と黒のコントラストと墨色の美しさが高く評価された。森山さんは「高校時代から毎回欠かさず挑戦してきた。両親も泣いて喜んでくれた」と笑顔を見せていた。

 大賞に次ぐ準大賞には、古賀訟子さん(42)=佐賀市=らの作品5点が選ばれた。一般公募の部は、古閑由紀さん(56)=小城市=の漢字「白楽天の詩」が最高賞の県知事賞を受賞した。高校生に贈る新人賞には、致遠館高2年の遠江星七さん(16)のかな「『百人一首』より十三首」など5点が選ばれた。

 佳作以上の公募作品と高校生の優秀作品、審査会員と委嘱の作品は、前期(5月25日~30日)と後期(6月1日~5日)に分けて佐賀県立美術館で展示する。(花木芙美)

このエントリーをはてなブックマークに追加