英製薬大手アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチン接種後に血栓などの症状が報告されている問題で、米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(電子版)は10日までに、血栓が接種によって発生したとみられるとする欧州2チームの研究報告をそれぞれ掲載した。

 ドイツなどのチームは、接種後に脳などの血管に血栓ができたり、傷口をふさぐ血液の成分「血小板」が減ったりするなどした計28人の血液を分析。血小板の働きを高める抗体が増えており「接種が引き金になったとの見方が強まった」とした。

 もう一つのノルウェーのチームは、接種後7~10日で脳や腹などの血管に血栓などの症状が出て入院した32~54歳の医療従事者5人の血液を検査。同様に抗体の増加が見られ「副反応の可能性がある」と指摘した。

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